自分の言葉をつくる

andyWarhol.jpg

たくさん本を読んでも、スピリチュアル・マスターの言葉を聞いても「言っていることはわかるんだけど、実感が伴わない」ということがあります。信じるとか、信じないということではなく、肚で「わかる」、「完全に識っている」という感覚が欲しいのです。

ある時「なんだ、こういうことか」とわかる瞬間が来ます。そうすると、もうそれは難しいことでもなんでもなくなるのですが、その気付きに辿り着くまでは、本から引用して伝えたところで借り物の言葉でしかなく、人の心に届くように伝えることが難しいと感じています。

わたしは、スケートボードを自由に乗れるようになるまでに、ひと夏を怪我だらけで過ごしましたが、一度覚えてしまうと、簡単に人にコツを教えられるようになりました。おかげで、わたしがスケートボードを奨めた友人のほとんどは、たいした怪我もしていないようです(笑)

自分が苦労して体で覚えたことを簡単に伝えること、難しいことを簡単にすることは、わたしの得意なことのひとつだと思っています。

一昨年ぐらいに、精神世界の本に再び出会ったとき「ここに書いてあるのは本当のことだ。なぜ今まで知らなかったのか。なぜこんなに大事なことが、みんなに届かないのか。」とショックを受けました。

わたしは、毎日を不器用に一生懸命生きているたくさんの人に、そのことを伝えたいと思いました。「スピリチュアルは怪しいもの」と誤解されていて、聞く耳を持たない人も大勢います。もっと多くの人に届くようなやり方で、伝わる方法を探してみたいと思ったのです。

例えば「引き寄せの法則」を疑うことは、万有引力の法則を疑うぐらい馬鹿げているといまは思いますが、「お金持ちになるための秘密」とか「ほしいものを手に入れる秘訣」のような扱い方をされることも多く、テクニックに走りがちで、本質が伝わりにくくなっています。長年広告業界の片隅にいて、そういう売り方が受けがいいのだということもわかるのですが、どこか釈然としない気持ちがあります。

生来の研究好きも手伝って、どっぷりスピリチュアルにはまってみて、最近になって、ようやくわかってきたことがあります。そろそろ、自分の言葉で伝えられるかもしれない。そう思いはじめた頃、みちよさんからの宿題というかたちで、ブログを書くきっかけをもらいました。

いま、こうして書いていることは、模索しながら、自分の言葉をつくる行為なんだと思います。