家に帰るとなにもしたくないのは、なぜ?

「家に帰るとなにもしたくなくなる」というキーワードで検索して、このウェブサイトに来てくれる人がいるようなので、それについて書いてみます。

いまでは、家に帰って来るとうれしくて「今日は何をしようかなぁ」と毎晩ワクワクしているのですが、以前のわたしは酷いワーカホリックで「家は寝に帰る場所」だと思っていて、その頃、家に帰るとお風呂に入って寝る以外のことはなにもしたくありませんでした。

休日も寝続けるか、だらだら過ごしてしまうので、「やるべき」と思っていることがどんどん溜まっていき「あれもこれもしなくちゃ」と気持ちは落ち着かないけど、やりたくないという悪循環。

「やらなくちゃいけない」という気持ちがあって、完全にリラックスすることもできないし、なにかやりたいことがあっても「その前に、あれをしなくちゃ」と思うと面倒になってしまって、ずるずる、くだらないことをして無駄な時間を過ごしてしまう。そんな状態を抜け出せて、いまは、ほんとうに幸せだと思います(笑)

家に帰るとなにもしたくない理由は、大きく分けると二つあると思います。

ひとつは、外でエネルギーを使い果たして、休む必要があるから。もうひとつは「やるべき」と思っていることがありすぎて、到底やり切れないからやる気が出ない。結果、どちらの場合も部屋が散らかったり、雑事が溜まっていき、家の雰囲気はどんどん重たくなっていくので、ますます動きにくくなりますね。

では、どうしたらいいかというと「やるべきことを無くしてしまうこと」だと思います。

「今日は休む、なにもしなくていい」と決めてしまえれば、気持ちの切り替えができてラクになるので、ビデオを見ようとか、本でも読もうとか、気持ちよく寝ようとか、楽しむことに気持ちが行きはじめます。「やるべき」という思いを無くしてしまうのです。

だけど、これができる人はそもそも悩まないのですよね。

根本的な解決策は、やるべきことを、一度、気合いを入れて片付けてしまうことだと思います。

まず部屋の片付けをする。物が多いと片付けも掃除も大変になるので、断捨離ぐらいの勢いで物を減らすとラクになります。自分が気安く片付けられる量の物しか持たないようにするのです。一日で終わらせようとせず、連休や長期の休みを利用して、徹底的にやり切る。経済的に余裕があれば、便利屋さんやお片付けのサービスを利用してもいいと思います。

部屋が片付いてしまえば、掃除はラクにできます。溜まっていた雑事も、この勢いで頑張ってやってしまいましょう。面倒な雑事は、溜めるとますます面倒になります。電話一本ですむことでも、つい溜めてしまうと、すごく面倒に感じますよね。それをひとつひとつ、片付けていく。ある程度片付いて来ると、スッキリすると同時に「もう戻りたくない」と思い始めると思います。

片付けや掃除、家事は習慣です。一度習慣になってしまえば、ラクにできるようになります。そして、習慣化するコツは、なるべくラクにできるようにすることです。たとえば、床に物を置かなければ、掃除機をかけるのも簡単ですよね。

部屋がきれいになってスッキリしはじめたら、ぜひ花を飾ってください。花は元気をくれるし、花が綺麗に見えるようにいつも片付けていようと思うようになるので、片付けを習慣化する手助けになります。花は、一度買えば一週間ぐらいは咲いています。週に数百円使うだけで花のある暮らしができるなんて、安いものですよね。

こうして、家に「やるべきこと」が無くなると、心に「やりたいこと」をするスペースが生まれます。

そうしたら存分に家にいる時間を楽しんでください。ようやく自由な時間と場所を手に入れたのですから!