自分を取り戻すこと

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スピリチュアルな道を詰めていくと、まずは自分を取り戻すこと=本来の自分になることに尽きるのではないかと思います。

これが出来ている人は、スピリチュアルの知識なんてなくても、楽しくやっています。逆に、どんなにスピリチュアルな教えを学んで、知識として持っていても、これが出来ていなければ、苦しんだり、模索し続けたりするのだと思います。

わたしが自分を取り戻す過程で、最初に出て来た恐れは「自分が人間離れしてしまうのが怖い」というものでした。共感力の強い人をエンパスと言いますが、わたしもそのタイプで、人の話を聞いたりテレビを見たりしながら共感しすぎて、しょっちゅう泣いていました。ところが、だんだん客観的に傍観するように自分が変化していくのを感じて「人間らしくない」と思ってしまったのです。

このことを師匠のみちよさんに伝えると「それでいいんですよ」と言ってくれて、他者との境界線や確固とした自分の軸を保つことを覚えていきました。

人の気持ちがわかり過ぎる人は、つい自分を抑えて人を優先してしまったり、変に気を遣ってしまったりということをしてしまいがちですよね。特に、わたしたちは「自分本位」「自己中心」を悪だと教えられて育った世代です。わかっていても、そういう自分を止められない人は多いと思います。

こういった、生きてくる中で身につけてしまった思い込みをどんどん外していくと、本当にタマネギの皮を剥くように、だんだんと本来の自分が現れて来ます。一枚、一枚、剥いていく過程では、その思い込みを手放す恐れも出て来ます。「思い込みをすべて手放してしまったら、自分というものがなくなるんじゃないか」と恐れたりもします。

実際はその逆で、いままで遮っていたものがなくなるのですから、本来の自分の輝きが、どんどん増していきます。そうなると、手放しゲームのように面白くなっていくのですが、そのすぐ手前で苦しんでいる人が多いのかなぁと思ったりします。

余計な思い込みを外すにつれ、自分と自分の生きる世界への絶対的な信頼が育まれていきます。

もし不愉快な感情が出て来たら、それがどんな思い込みによるものなのかを考えてみてください。そして、その思い込みを持った理由を思い出してみてください。けっこう下らないことだったりする場合もあると思います。

そして、その思い込みを持ち続けたいのか、もう要らないものなのかを自分で決めてください。自分で要らないと決めれば、同じようなことに悩まされることが減っていきます。

ずーっとやり続けることが肝になりますが、これはなかなか面白いゲームですよ!