花はエネルギーをくれるもの

いつも行くお花屋さんで、会社の近くの「大黒屋」という麦とろ屋の女将さんに会いました。女将さんは、もう引退してお店には出ていないのですが、大黒屋さんにはいつも季節の花が美しく飾られていて、それだけはいまも女将さんが生けていると聞いていました。

いつもは挨拶をする程度なのですが、ひさしぶりにお話してみると

「花はね、エネルギーをくれるでしょ。だから大好きなのよ。」

と教えてくれました。

大黒屋さんは元々はお米屋さんだったそうです。そこで女将さんがオニギリやお惣菜を出したのが評判を呼び、家庭料理を食べられるコーナーをつくったのが、いまのお店のはじまりだと聞いたことがあります。つい最近改装されたお店はモダンで感じがよく、お店の上は賃貸マンションになっています。

この一言で、女将さんが、小さなお米屋さんを自社ビルをもつお店にまで育てることができた理由がわかった気がしました。

女将さんの料理を食べたいお客さんのために、家庭料理を提供するコーナーをつくったのも愛。そして、お店に来るお客さんのために、いつもエネルギーをくれる花を飾っているのも愛。愛で行動している人なんだな、と思ったのです。

女将さんの言葉どおり、花はいつもエネルギーをくれます。わたしは花持ちがよくない暑い季節も花を欠かさないので、お花屋さんが「夏場でも通ってくれる人は珍しい」とよく言いますが、わたしにとって、花はご飯よりも大切なエネルギー源だったりもしています。