マザーリーフの広がり

昨年、一枚の葉っぱからたくさんの芽を出す「マザーリーフ」をもらいました。マザーリーフは、正しくは「セイロンベンケイソウ」と言って、これでも多肉植物の仲間なんだそうです。葉っぱを水に浮かべておくと、周りからどんどん芽が出てきます。植物観察みたいで楽しくて、毎日眺めているうちに、すっかり愛しい存在になりました。

我が家では8株が育ち、そのうち3株は巣立っていきました。とても丈夫で、植物を育てる自信がないと言っていた友人宅でも元気にしているそうです。その性質から「子宝草」とも言われるそうで、子どもを欲しがっている別の友人も、とても喜んでくれました。

この素敵な葉っぱを分けてくれたのは、こずえちゃんという女性で、わたしは彼女を見て、暗い森に光をひとつひとつ灯していく賢者のような人だなぁと思ったのです。ちょうどタロットカードに登場する、ランタンを持った The Hermit(隠者)のようなイメージでした。

あれからしばらく経って、このマザーリーフが与えてくれた「光」について思ったり、その広がっていく様子を思うと、まったくその通りの人だったのだなぁと思います。


この写真は、マザーリーフをもらって数日後の様子です。もらった時は、葉っぱ一枚で生きていて、こんなに生命力があるなんてすごいなぁ、と思ったのですが、多肉植物だから体内に水を貯蔵していたわけですね! これもまた、植物のあっぱれな生き方です。