スケートボードのすすめ

わたしがスケートボードに乗り始めたのは、つい2〜3年前のことです。

ある日、よく飲みに行くバーで、スケートボードで飲みに来た人の隣に座ることになりました。その少し前からスケートボードがあれば移動がラクそうだなぁと思っていて「わたし、なんとなく乗れそうな気がしてるんです」と言うと「じゃあ、乗りましょう」という返事に、「そうか、簡単なことだったわ」と不思議なぐらいすんなり納得して、その夜、帰ってすぐにオンラインショップで注文しました。

最初の頃は毎日怪我だらけでしたが、スキーでも直滑降でびゅんびゅん飛ばすのが大好きなわたしは、スキー場に行かなくても家の前でこんなに楽しいことができるのかと夢中になりました。

楽しい、気持ちいいというのは、もちろんスケートの一番の魅力ですが、しばらくすると、お腹に腹筋の縦線がうっすらと出てきました! 生まれて初めて見る自分の引き締まった腹筋です。もちろん大興奮しました。やがて、太ももにも筋肉が付き始めました。夢中で遊んでいただけで、痩せているのにぽっこりしたお腹も、細いだけの脚も、コンプレックスだったものが一気に解消されました。

スケートボードの上で体を安定させるには、軸がしっかりしていないといけません。そのため自然と体幹が鍛えられます。体を使って、地面の抵抗を感じながら体の軸を安定させることを覚えたことは、心にも影響があったように思います。いつでも落ち着いて自分の軸に戻れる冷静さを持っていることは、安全にスケートボードを楽しむために大切だからです。

大人になってからスケートを始めたと言うと「運動神経がよかったんでしょ?」と言われますが、わたしが小学校に入ったとき、学校の先生に呼び出された母は「この子には3歳児の体力しかない」と言われたそうです。体育の成績も、当然ひどいものでした。「できる」という思いと「楽しい」という気持ちがあったから、乗れたのだと思っています。

スケートボードが上達する最大のコツは「こわい」と思わないことです。「こわい」と思った瞬間、引き寄せの法則が働いて、転ぶ事態を引き寄せてしまいます。これは、冗談みたいだけど本当の話です(笑)


これからスケートボードを始める女性にわたしがすすめるのは、ミニクルーザーの Penny です。わたし自身、普段一番よく乗るのは Penny です。小さいので片手でどこにでも持って行けます。